パルシステム生産者・消費者協議会

パルシステム生産者・消費者協議会(生消協)は、
パルシステムの生産者と組合員がともに協議し、活動する場です。

2018年度次世代リーダー研修 経営者向け(第2回)を開催しました。

2018年12月14日

11月29日(木)~30日(金)にパルシステム連合会2階第1会議室において第2回次世代リーダー研修(経営者向け)が開催されました。

生産者12名(幹事1名・ポークランドグループ1名、士別農園1名、無茶々園1名、長有研1名、庄内協同ファーム1名、野菜くらぶ1名、八千代産直1名、ジョイファーム小田原1名、ささかみ農業協同組合2名、津軽みらい農業協同組合1名)各会員生協5名(東京1名・埼玉1名・千葉1名・神奈川ゆめコープ2名)子会社7名(パルミート1名、ジーピーエス4名、パルシステムリレーションズ2名)連合会3名(生活用品2課1名、産直開発課1名、冷凍食品課1名) 事務局3名の総勢30名の参加となりました。

高橋幹事より開会のあいさつ

高橋幹事より開会のあいさつ

1日目のプログラムは、以下をテーマに3つの講演をおこないました。

講演①「生消協の意義と役割~今後求められる産直~」
    秋田県立大学教授 谷口吉光氏(生消協顧問)
講演②「パルシステムでエシカル消費」
    パルシステム連合会 広報本部 杉村企画広報部長
講演③「パルシステムの産直プロモーション2018」
    パルシステム連合会 広報本部 加藤商品企画部長

講義の様子(谷口顧問)

講義の様子(生消協の意義と役割~今後求められる産直~ 谷口顧問)

上記の講演を踏まえてグループワークをおこない、㈱パルシステム・リレーションズ 藤井氏(シニアディレクター)をファシリテーターに、参加者から主体的に「伝える力」「発信力」を高めること等を目的に、事例として「無茶々園の地域コミュニティーづくり」の動画上映をしながら、産地(組織)の強みや独自性についてあらためて考えるワークを進めました。グループからの報告で共有をしながら、研修後の懇親会でも議論は続き参加者の共通認識が深まりました。

グループワーク/自分たちの産地のもつ強みとは何か

グループワーク/自分たちの産地のもつ「強み」とは何か

グループワークの様子

グループワークの様子

講演④「パルシステムの商品検査について」
    パルシステム連合会品質保証部商品検査玉田センター長

商品検査センターの概要説明から(今年度リニューアル)、微生物管理の基本、生化学検査、残留薬剤検査、放射線検査についてわかりやすい説明がされました。

商品検査センターの概要説明

商品検査センターの概要説明  ⇒商品検査センター 詳細はコチラ

質疑応答では、「使ってなくても残留薬物の反応が出る場合はどんなケースか」「放射線検査についてどのようにして解析するのか」「検出品目やその情報公開について」などの質問がされました。パルシステムが行っている検査について、今までよりも理解が深まったという声も聞かれました。
その後グループワーク前半では、「産地の課題と解決方法」をテーマに進行し、それぞれの現状課題や将来のビジョンと方向性について議論しました。
各グループからは、「これまでの歴史を知ることは次の世代に大切なことを伝える術」「商品の物語を勉強する、交流回数を増やしたくさんの人が参加する」「産地は産地で主体的に若手教育を進めていく」「学習会への積極的な参加、SNSなどの有効活用、産地の問題意識をグループ化する」等の意見が活発にされました。
グループワーク後半では、「わたしたちの目指す・新・産直○原則」と題して、現行の産直4原則を更に深化させるためにはについて議論しました。
主なキーワードとしては「プライド・創造力」「次世代をつなぐ関係づくり」「持続可能な地域社会を目指し、産地と共生共存をする」「自分たちの将来設計のビジョン」「産直活動を通じて次世代を育て、日本の農業・地域社会の持続発展に努める」「生産者と組合員と生協がお互いに助け合う関係であること」など、次々と自分たちが考える産直原則が発表されました。

グループワークの発表の様子

グループワークの発表の様子

最後に高橋幹事より、今回の研修について振り返ってもらいながら、もっといろんな人に参加してもらい交流を広げていってほしいこと、それぞれの立場で考えていること出来ることを共有することが次世代に繋げていくきっかけになること等のまとめがされました。

館内各階案内の様子

館内各階案内の様子

研修後、参加者にはせっかくの機会なのでラクアス東新宿館内(パルシステム連合会本部・パルシステム東京・共済)各階の案内し、最後に理事長・専務室で受講者皆さんはご挨拶しながら名刺交換をしました。

▷パルシステムの産直

トップへ