2018年度 上期関西・以西ブロック会議を開催しました。
2018年9月26日
2018年9月3日(月)~4日(火)熊本県において、株式会社フレッシュダイレクトを受入産地として、上期関西・以西ブロック会議を開催しました。
今回受入産地として協力いただいた株式会社フレッシュダイレクトは、パルシステムに青果・冷凍食品(餃子、ロールキャベツ、ねぎ)などの原料供給を行っている産地です。
参加者は合計66名(18産地44名)の生産者(参考:前年17産地・35名)、講演者(補助1名)、生消協11名(大津代表幹事、幹事、ブロック役員、佐藤・高橋・平野・小武内消費者幹事)、株式会社ジーピーエス 野村専務ほか3名、株式会社パル・ミート 大泉専務、パルシステム連合会 江川産直部長ほか3名)となりました。
1日目は、関西・以西ブロック 副ブロック長の酒井氏(長有研)司会のもと、生消協およびパルシステム連合会、株式会社ジーピーエス、株式会社パル・ミートの方針説明の後、受入産地で視察を予定している株式会社フレッシュダイレクト及び有限会社中原温室の産地プレゼンテーション、熊本地震支援カンパ(生消協からのお見舞金)の活用と復興状況の産地報告がされました。
特別報告としては、農福連携の取り組み報告(パルシステム連合会 環境・地域支援部、紀ノ川農協)、「農産物輸送の課題と今後の改善に向けて」(株式会社ジーピーエス物流課長 佐藤氏)が報告され、講演ではNPO法人農と自然の研究所 宇根豊氏より「なぜ人間は自然にひかれるのか」と題して農業と自然の関係について話しがされました。終了後に質疑・意見交換と消費者幹事より感想発表をいただき、坂入副ブロック長(関東・中部)によりまとめを行い閉会となりました。
2日目は大葉とパセリの生産を行っている有限会社中原温室(熊本市西区)および株式会社フレッシュダイレクト(阿蘇郡西原村)の視察を行いました。中原温室では、農薬に頼らない栽培を目指すことから、タブレットに日々の栽培記録を入力しながらデータ管理と分析を行うなど近未来的な運営が印象的でした。
中原温室視察の様子
フレッシュダイレクトでは若手の生産者も多い中、特別栽培に準じた栽培で環境保全型農業を行っており、これから更に期待ができる組織でした。
フレッシュダイレクト選果場視察の様子
なお、次年度の関西・以西ブロック会議は、鹿児島で開催することとなりました。