2018年度青果フォーラムを開催しました。
2018年10月22日
2018年10月12日(金)にTKPガーデンシティPREMIUM秋葉原(東京都)にて生消協の野菜部会・果樹部会主催の第7回青果フォーラムを開催しました。
当日は30産地47名の生産者、講演者1名、7生協(東京、千葉、埼玉、茨城栃木、群馬、山梨、静岡)17名の理事・役職員、エコ・チャレンジ基準見直し検討委員13名、パルシステムリレーションズ1名、株式会社ジーピーエス15名、生消協役員18名、パルシステム連合会4名の合計116名が参加しました。
プログラム前半は大津代表幹事の開会挨拶の後にエコ・チャレンジ基準見直し検討委員会より見直しの方向性案(パルシステム連合会・江川産直部長、生消協・小川幹事)の説明を行い、その内容について生産者と消費者を交えた活発な意見交換がされました。
後半は生産者による天敵活用について生産者の取り組み報告(生消協・五十川幹事、坂入副ブロック長)を行いました。五十川幹事より取り組みに着手した経緯と実際、イソカワファームにおいてマメシンクイガ、アブラムシ対策として緑肥植物のヘアリーベッチと野生えん麦の混潘で小豆圃場に播種し展開している報告がされ、坂入副ブロック長は自ら栽培する露地ナス圃場にトウモロコシとオクラを植えてヒメカメノコテントウややアブラムシ等の害虫の対応に土着天敵を利用した実験の成果を報告しました。
生産者報告の後、宮崎大学農学部の大野和朗教授より「天敵利用・天敵資源開発」と題した講演をいただき意見交換を行いました。生産者からは自ら栽培する圃場に天敵を導入する場合の品種選定、過去の取り組みが上手くいかなかったことへのアドバイスの要望等が寄せられました。
当日のプログラムを終え、最後にまとめを矢内生産者運営委員長より行いました。