2018年度 上期関東・中部ブロック会議を開催しました。
2018年5月8日
2018年4月25日~26日に箱根(神奈川県)にて生消協の関東・中部ブロック会議が開催され98名が出席しました。
生産者は30産地・58名が集い、生消協からは大津代表幹事、鈴木消費者幹事(パルシステム神奈川ゆめコープ)、内田消費者幹事(パルシステム静岡)のほか、今年度の活動方針でもある他ブロック役員の交流・情報共有のため、東北・北海道ブロックから宮北副ブロック長、関西・以西ブロックからは波床ブロック長が参加しました。
パルシステムグループからは、パルシステム神奈川ゆめコープ 吉中理事長、渡邊専務理事ほか12名、ジーピーエス野村専務ほか2名、パル・ミート島田取締役、パルシステム連合会 渋澤常務執行役員ほか4名が参加しました。
開会挨拶を大津代表幹事、パルシステム神奈川ゆめコープ吉中理事長が行いました。関東・中部ブロック会議は実行委員会を立ち上げて準備を進めてきており、携わった生消協の神奈川県内産地の生産者紹介を行いました。その後、生消協、パルシステム連合会、ジーピーエス、パル・ミートの方針及び実績、取り組み等の報告を各組織の役員より行いました。
引き続き会員生協報告では、鈴木消費者幹事よりパルシステム神奈川ゆめコープの活動報告(概略説明)が行われ、パルシステム神奈川職員と協力産地の生産者がリレートークをしながら参加した感想や組合員との交流で得た成果報告をしました。
協力:神奈川中央養鶏農業協同組合、小川和男養鶏場、ジョイファーム小田原
産地ビジョン報告(三浦半島EM研究会、首都圏トンとん協議会)の後にエコ・チャレンジ見直し検討委員会報告を鳥居幹事より行い、後半のグループワークでは「これからの産直のあり方」をテーマにディスカッションを行いました。また、グループワーク時に会員生協と交流を行っている株式会社 カジノヤの納豆と共生食品株式会社の梅酢豆腐が試食品として提供されました。
グループワーク報告では、「パルシステムと産直を継続するために産地の適正規模(面積・出荷量)を見極めての経営の実践」、「世代交代の際に直面する課題(経営スタイルの差)を乗り越えての実践報告」、「農業が儲かることをアピールすることで農業のイメージを一新することの重要性」、「組合員とともに生産の歴史を重ねることの必要性(価格メリットだけで出荷先を選ぶのではなく、組合員に支持され生産者として誇りを持って出荷できる農産物を作ることの意義)」等が報告されました。
2日目はブロック会議のまとめを行った後に、2グループに別れてジョイファーム小田原と神奈川中央養鶏農業協同組合の視察を行いました。
関東・中部ブロックでは各県持ち回りで会議を開催しており、会員生協と共に実行委員会を組織して準備を進めてきました。本会議において、次年度の開催は群馬県に決定しました。