パルシステム生産者・消費者協議会

パルシステム生産者・消費者協議会(生消協)は、
パルシステムの生産者と組合員がともに協議し、活動する場です。

「安心安全な食べ物」をきちんと届け、
日本の農業がやるべきことに取り組んでいく

ごあいさつ

生産者・消費者協議会の存在意義について


パルシステム生消協代表幹事
大津清次(無茶々園)
生消協は、生産者と消費者が対等にものを言える組織です。そして日本の生協、流通業界の中で「唯一の組織」だと私は思っています。生産者は高く売りたい、消費者はいいものを安く買いたい、と思うのが当たり前ですが、パルシステムは価格だけではない、商品の物語を大切にする生協です。そのDNAは、パルシステム生産者・消費者協議会(以下生消協)が存在したからこそ、育まれてきたものだと思います。消費者と生産者がお互いに理解し合うことを大切にしており、「消費者(組合員)」「生産者」「流通(生協)」3者が、対等に話し合いができる、そんな組織は他に存在しないのではないでしょうか。

生消協は、「産直と環境」を理念にかかげるパルシステムに賛同し、パルシステムの考え方をより多くの方に知ってもらいたいと、生産者と消費者が協力して、その実現のために努力している組織です。だからお互いをより知り合い、理解し合おうと努力するし、同時に質問や意見も自由に言い合います。悪い話や嫌なこともありますが、耳を傾けます。そこには緊張関係が生じますし、馴れ合いにならない対等な関係が築き上げられます。そして、ともに歩んできた成果を共有しつつ、ゆずれない点については率直に伝える。それは、お互いが目的のために「なんとかしよう、努力しよう」としていることを、分かり合っているから言えることなのです。

パルシステム独自の基準である「エコ・チャレンジ」や、産地の強みを分析し、あるべき方向性を見出すための「産地ビジョンづくり」、「品質向上の取り組み」なども、生消協のこうした関係のなかで実現してきたと言えます。

今後は、人口減少社会の到来とともに、景気や消費は減退することが予測されますし、農山漁村の地域社会は崩壊しようとしています。このような時代だからこそ、生産者と消費者がもう一度、次世代の子どもたちのために、よりよい社会を創造することこそ、生消協の役割であり、志だと考えます。

生消協の産地が増えていくことは、心や魂を持った産地が増えることです。そうした仲間をこれからも増やしていきたいと思っています。

沿革

1990
  • 首都圏コープ生産者・消費者協議会設立総会
  • 初代代表に伊藤幸吉氏(米沢牧場)
  • 幹事会の定期開催
  • 3ブロック(東北北海道、関東中部、関西以西)会議の開催、3部会(ネットワーク部会・システム部会・基準部会)活動開始
1991
  • 第一次生産自主基準の作成(野菜・果樹・米・畜産・鶏卵)
1992
  • 生産者運営委員会活動の開始
  • 農法研究会開始
1993
  • 第二次生産自主基準策定
1994
  • 第一次ハウス栽培基準の策定
1995
  • 小冊子「産地旅情」の発行
  • ニュージーランド視察
1996
  • グリーンツーリズム実施に向けての取り組みを開始
  • 青果認定委員会のメンバーとして加わり圃場検証を始める
1997
  • 谷口吉光顧問による「産直20年記念によせて首都圏コープ生消協の有機農産物基準作りの試み」発表
1999
  • 第10回通常総会・県別交流会
2000
  • 県別交流会に、はじめて統一テーマを設ける。
    「日本の産直農業は生き残れるか!?」
  • 青年農業者と生協若手職員研修会を開催
  • 「会員生協・食と農担当者交流会」開催
2001
  • 石澤直士氏(常盤養鶏)が代表に就任
  • 「産直データブック2001」製作
  • 産直商品のトレーサビリティ運動「追っかけ」始まる
2002
  • 県別交流会統一テーマ「もっと、もっと生産者と話そう!!」
  • 全国女性生産者交流会開催、全国青年農業者交流会開催
2003
  • 県別交流会統一テーマ「確かめよう生・消の絆、語り合おう産直の未来」
  • 茨城大学農学部教授、中島紀一氏を顧問に迎える
  • 9月、清水清也氏(JAささかみ)が代表に就任
2004
  • 生消協「めざすもの」改定補強
2005
  • 清水代表幹事・香取代表代行体制スタート
  • 生消協「規約と組織運営機構」見直し
  • 「産地ビジョンづくり」に取り組む
  • ブロック三役体制始まる
2006
  • 事務局体制の変更(パルシステム連合会産直事業部へ業務委託)
  • 公開確認会への生消協推薦(各ブロック)
2007
  • 清水代表退任⇒香取政典(佐原農産物供給センター)代表へ
2008
  • 有機農業推進法への現状と課題の共有
2009
  • パルシステムの「100万人の食づくり運動」開始
2010
  • 生消協 4つのプロジェクト設置
2011
  • 東日本大震災の被害を受けた生消協会員産地のカンパを実施(48団体 9,035,300円)
2013
  • 「産直おにぎりの日」開催
  • 品質向上の取り組み開始(青果)
2014
  • 農薬削減プログラム改訂、新エコ・チャレンジ基準 商品切替開始
2015
  • 香取代表退任⇒大津清次(無茶々園)代表へ
  • 第2回「産地ビジョンづくり」に取り組む
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